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ルドルフォ・アナーヤ「トルトゥーガ」


ルドルフォ・アナーヤ「トルトゥーガ」
平凡社

ううっ、とてもよかったです~~。

まず、表紙にそそられました。
白地に飯野和好さんのイラストなんですが、
そのイラストは、おかっぱの少年が、
首から下を包帯でぐるぐる巻きにされて、
窓の外を見ているという不思議なシュチュエーションのものなんです。
え~、
どういう作品なんだろうって思いましたね。
その上、
作者はニュー・メキシコのルドルフォ・アナヤ。
前に読んだ「ウルティマ、ぼくに大地の教えを」がとても良かったので
かなり期待して読み始めました。

物語は、
一人の少年が、
救急車で病院へ運ばれるというシーンから始まります。
着いた所は砂漠のなかの重度身体障害児施設、
看板には「肢体不自由児ならびに孤児病院」。
何らかの事故によって四肢の麻痺している主人公の少年は、
そこでまず、
上半身をすっぽりギプスで覆われてしまいます。
その姿から彼に献上された名前が「トルトゥーガ」。
これはスペイン語で亀という意味です。
それは少年のギプス姿そのまんまであり、
かつ施設から見ることが出来る伝説の山の名前でもあります。

ポリオの犠牲者や
その他あらゆる種類の障害を持った子供たちとの、
友情という言葉では片付けることの出来ないふれあい。

グロテスクで、
シビアで、
でも「生」がきらきら輝くような素敵なファンタジーでしたね。
(2002年4月8日)
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