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大須賀乙字の俳句(M42~M44)



四 新傾向批判(明治四十二年~

明治四十二年から四十四年の大須賀乙字の句


荘に落す瀧ありて花野裾広に 乙字
明治四十三年の作。
屋敷か山荘のようなものかは判らないけど、
一条の滝を落す家があって、
その家の前に花野が広がっているという景を詠んだ句。
前にも書きましたが、
この頃乙字の句作熱はめっきり下がっていた模様。
年別に分けられた「乙字句集」を見ても、それは顕著です。
乙字の周辺で燃え上がっていた新傾向俳句の熱と
乙字自身の作句熱は反比例しているわけです。
乙字は新傾向のどんどん進化、あるいは変化に反発するんですが、
どうしても新傾向に影響されていたようで、
乙字の弟子だった吉田冬葉は、
後に「乙字俳句の揺れていた時代」と評してます。

鬼栖めば花赤き島霞みけり 乙字

砂金掘渡るとも聞く島霞む 乙字

蚊帳を出て星うかゞへば夜半かな 乙字

奥牧の夕焼見えて冬の山 乙字

蔵見ても傾く運や枯柳 乙字

寄進にも名連ねし縁や返り花 乙字

蓬踏む土ほてりして虻の聲 乙字

火口落すより旅憂かる女郎花 乙字

凧悲しうなりぬ母星かゝる森 乙字

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 2014_12_09


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