スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ジョン・コラピント「著者略歴」


ジョン・コラピント「著者略歴」
早川書房

めっちゃ面白かったです。
「キング絶賛」
最近ではどうもこのうたい文句は眉唾ものではありますが、
この本は確かにすごく面白いんですよ。

主人公のキャルは作家志望の青年。
と言っても
いつの日か傑作をモノにするための素材集めと称して放蕩三昧で、
小説なんてぜんぜん書いてない書店のアルバイトくんなのでした。
キャルは
彼とは全く性格の違うまじめで勤勉な法学生スチュワートと
部屋をシェアして住んでいます。
スチュワートとの仲は格別よい訳でもないけど、
遊びには無縁な感じのスチュワートが
キャルの女漁りの武勇伝を喜んで聞いたりしています。
二人の仲が微妙になったのは、
キャルが釣れ込んだ一人の女が、
スチュワートのラップトップパソコンなどを盗んで消える
という事件が起きてからでした。

ある日、
キャルは、
ルームメイトの法学生スチュワートが
ひそかに小説を書いていたことを知って愕然とします。
スチュワートに見せられた
彼の少年時代を描いた短編は
素晴らしい出来映えだったのです。
キャルは、
スチュワートの留守中に彼の部屋へ忍び込み、
彼の長編を盗み見てしまいます。
それは、
キャル自身をモデルにした、
まごうことなき傑作だったのです。
自分の書こうとしたことを盗まれた!
と憤りを感じるキャル。
しかし、
その矢先、
スチュワートが事故で死んでしまいます。
元々これは自分が書くはずの小説だったのだ、
そう考えたキャルは、
誰も知らないはずのこの長編を自分の作品と偽って発表します。

ひゃ~、
この作品ぐらい、
どうなっちゃうの~~と、
途中で何度も最後のページを覗きたくなった本はないかも。
も~
馬鹿~~っ
て思いながら、
なんだかすっかりキャルに感情移入してしまったのは、
作者の狙いぴったりってとこですね。
(2002年6月8日)




作者、ジョン・コラピントって
ノンフィクションの「ブレンダと呼ばれた少年」でデビューした人なんですね。
読んだ事はないけど、タイトルだけは知ってました。
ちなみに、
ジョン・コラピント って名前だけで検索すると2960件
ブレンダと呼ばれた少年 で検索すると50200件
ジョン・コラピント 著者略歴 で検索すると2510件ヒット。
まあそんな感じです。
スポンサーサイト

 2014_11_26


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


06  « 2017_07 »  08

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。