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アンナ・ゼーガース「ハイチの物語」



アンナ・ゼーガース「ハイチの物語」
明星大学出版部

もうすこしハイチについて読んで見たい
と思ってるところに発見したのが
ズバリ「ハイチの物語」でした。
これは、
「ハイチの三人の女」と題された三つの短編と、
「ハイチの宴」という中編からなる本です。

「ハイチの三人の女」の第一話「隠れ家」は、
ハイチ島がコロンブスによって見出され、
スペインによる植民地支配がはじまった頃の物語。
宮廷へのみやげとして
スペインへ連れ去られようとしていたインディオの美しい女性たち。
船からの逃亡して、
岩窟にひそんでその一生を送った一人の女性を通して、
植民地支配に対する原住民インディオの抵抗が描かれています。

第二話「鍵」は、
フランス革命時代のハイチを舞台に、
過酷な奴隷労働に耐えられなかったインディオに代る労働力として
アフリカから連れてこられた
という歴史を持つ黒人たちの
解放運動の指導者トゥサンを心から慕う黒人夫婦が描かれます。

第三話「別離」では、
1960年代のハイチが舞台。
独裁政権下のハイチでの民衆の抵抗運動が、
一人の黒人女性の悲恋を通して描かれています。

「ハイチの宴」は、
主人公は、「小白人」とも呼ばれるユダヤ人商人の息子です。
彼を通じて、
フランス革命を頂点とした黒人解放運動と黒人共和国の樹立、
ナポレオン権力による武力干渉、
解放の挫折などが描かれていました。

うーん、
たしかにハイチの歴史を知る上で
興味深いものではあったけど、
こう、
ずしっと心に響くものがあまり無かったのが残念でした。

この作者アンナ・ゼーガースってどんな人だろうと思ったんですが、
詳しいことはあまり書いてないんですよね。
で、
ネットで調べて見た結果、
「社会主義リアリズムの立場に立った」旧東ドイツの女流作家で、
メキシコに亡命した方なんだとか。
(2003年4月1日)
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 2014_11_22


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