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スティーヴン・キング「トム・ゴードンに恋した少女」



スティーヴン・キング「トム・ゴードンに恋した少女」
新潮社

「世界には歯があって油断していると噛みつかれる」

冒頭の一文が印象的でした。
「トリシア・マクファーランドは、九歳でそのことを学んだ」と続くんですが、
これですぅ~っと物語に入って行けました。

両親が離婚したばかり、
母と兄との三人で暮しているのだけど、
その母と兄は口論ばかりで、
かなりうんざりしている少女トリシア。
ある六月の朝、
アパラチア自然遊歩道へ家族ピクニックに連れ出されたのですが、
相変わらず前を歩く母と兄は口論ばかり。
辟易していたトリシアは、
突然の尿意に遊歩道をちょっとそれて……
そのまま広大な原野の中で迷子になってしまったのでした。

執拗な薮蚊、蜂、恐怖、乏しい食料、
恐怖、夜の冷気、体の不調、恐怖。
トリシアの心の支えは、
憧れのボストン・レッドソックスのリリーフ投手の
トム・ゴードンとの想像の会話でした。
ちなみに
トム・ゴードンというのは実在の人物なんだそうです。
ハイキングの荷物の中に
日焼止めとゲームボーイとウォークマンを入れているような
都会っ子のトリシアですが、
アウトドア好きな母親の影響や、
今まで読んだ本の情報をもってして、
なんとか飢えを凌ぎ、
へこたれることなく歩きつづけますが…。

うー、面白かったです。
極限状態の少女の9日間がリアルなんですよ。

ここからは、ネタバレ……というほどではないけど、
ちょっとネタバレに近いことも書くので、
ご注意くださいね。



















なんだかんだ言っても、
いつか助かるって思いながら読みつつ、
ふと、
キングだからこそ、
そうじゃない結末だってあり得る
と思ったらもう……。
色んな意味でドキドキしちゃいましたね。
(2002年10月10日)
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 2014_11_21


Comments

文学には疎い…。 

こんにちは。
カリメン2号です。

文学には疎いもので、スティーヴン・キングと聞くと、すぐに映画を思い出してしまいますね。
『シャイニング』や『ミザリー』など、名作が多いのですが、なかなか小説までには、手が伸びていかないです。
カリメン2号  URL   2014-11-22 19:58  

 

キングの映画って名作から駄作まで
めちゃめちゃありますからねー。
「地獄のデビルトラック」「チルドレン・オブ・ザ・コーン」「ランゴリアーズ」
この辺り大好きです。
「ミスト」もし未見でしたら、
Wikiは見ないほうがいいですよ。
壮絶にネタバレしてます。
Sima  URL   2014-11-23 18:27  

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