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ダーチャ・マライーニ「イゾリーナ」


作者はイタリアの女性作家。
フェミニズムとか反ファシズムに焦点を当てた作品で知られる
と、Wikiに書いてありました。




ダーチャ・マライーニ「イゾリーナ」
晶文社

実はこの本、選んだ記憶が無いんですよね。
多分何か別の本を借りるつもりで
間違って借りて帰ってしまった本らしいんです。
どの本を借りるかかなり悩むくせに、
帰ってくるまで間違えたことに気が付かないなんて。
とりあえず、勿体無いので読んで見た次第です。

1900年1月、
イタリア、ヴェローナの川で、
切り刻まれた女性の死体の一部が洗濯女によって発見されます。
それは、
若きエリート将校の子を身篭ったイゾリーナの無残な姿だったのでした。

まもなく愛人の将校が逮捕されますが、
実は事件に関わったのが彼1人ではなく、
複数の軍人仲間が関与していたことが分り始めると、
事態は変わり、彼は証拠不十分で釈放されます。
将校たちがふざけ半分の堕胎によって
イゾリーナを死に至らしめ、証拠隠滅を図った…。これが真相だったようなのですが、
軍の圧力によってもみ消されてしまいます。
イゾリーナは「ふしだらな女」だったという烙印を押されたまま、
事件はちゅうぶらりんのままで。

これは、実話なんだそうで、
作者マライーニが、
当時の新聞報道と関係者遺族への聞き込みを元にして、
闇に葬られた猟奇的殺人事件を掘り起こした
ノンフィクションものなんです。

といっても、
猟奇的な殺人にスポットを当てた、
フィクション色の強いノンフィクションではないの。
なぜイゾリーナは殺されたのか、
なぜこの事件が闇に葬られることになったのか、
を追って行く形なんです。

えぐいシーンとかの克明な描写がないのが、
作者の姿勢を伺わせるようで好感が持てましたね。
当時のイタリアの風俗とかも垣間見えて、
借りるつもりじゃなかった本にしてはけっこう良かったです。
(2002年4月29日)
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