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ハンス・ベンマン「石と笛」1


メルヘン
メルヘンって何だろう。
メルヘンとかっていうと、
なんとなく
パステルカラーの夢の世界でウフフ
みたいな、
頭の悪い連想をしてしまいます。

さて、今日紹介する本は、
ハンス・ベンマン「石と笛」

第一巻。

文庫で
一巻
二巻
三巻上下
の四冊で一つのものがたり。

単行本でも出てますが、
河出文庫のは、安彦良和が表紙と口絵を描いてて
ステキなのでした。

で、話は戻りますが、
メルヘン、
そう「石と笛」はメルヘンなのです。
ドイツのファンタジー
うーん
そうとも言うかな。

今日から三日間、「石と笛」の感想を載せていきますが、
自分ではそこまでばらしてないと思ってても
そこは知りたくなかった!
というところまで踏み込んでいるかもしれないことを
事前に謝っておきます。
ネタバレしてたらごめんなさい。






ハンス・ベンマン「石と笛」
河出書房新社

まず第一巻の感想から。

「石と笛」は、
フルグルンドの裁判官「大音声」の息子「聞き耳」の数奇な運命の物語。

聞き耳が17歳になったとき、
東方から侵略してきた掠騎族との戦いの場で、
彼は一人の老人を介抱します。
それは、
侵略者である掠騎族の老人「石持ちのアルニ」で、
老人は死の間際に、聞き耳に
不思議な石と、
謎めいた言葉を残します。

不思議な石の秘密を求め、
聞き耳は
祖父である「和らぎの笛匠」の元へ旅立ちます。
しかし旅の途中、
バルレボーグの森で、
聞き耳は美しい青い目の女領主ギザと出会い、
彼女との出会いこそが旅の目的だったのだ
と思いこんでしまいます。

狼の毛皮を着た黄色い目の家来を連れた、冷血非道なギザ。
聞き耳はギザの寝床で大切な石を失います。
石の代りに、
青い宝石をギザから贈られ、
その地にとどまる聞き耳でしたが、
やがて大きな過ちを犯すことになり、
そのつぐないのための旅を強いられることになります。

おもしろ~~い!
めちゃめちゃ面白いじゃないですか。

無知で無鉄砲さゆえに、
大きな過ちを犯してしまい、
そのつぐないをしなければならなくなる少年。
だとか、
悪行非道な偽王(領主)の支配から抜け出すために、
真の統治者の後継者と、
信頼できる仲間たちと共に立ち上がる。
とかってゆーのは、
割とありがちだと思うんだけど、
でも面白いんですよね。
これでまだ1巻しか終わってないのか~。
ふふふ。
ってぐらい面白いの。

旅の途中で、
さまざまな人々が語る物語がまたどれも面白くて、
それらの物語が醸し出す雰囲気がいいんですよね。
章ごとのタイトルも、
その物語のタイトルになってます。
(2002年2月7日)




オマケ
様々な民族

掠騎族   掠奪で生業を立てている草原の一族
        弁髪に、おうとつの少ない顔立ち
鯉首族   焦茶川のほとりで漁業を生業としている
       おだやかな気質
熊族    草原から北方 平らな谷の盆地で畑をひらき、
       交易をいとなむ頑強な人々
山穴熊族 精巧な金工の技で知られる
アルニ族 アルニの死後、アルニの言葉を信奉する者たちが
       掠騎族から離反して作った
鷹族    焦茶川の下流にすむ 鷹を使い、魔法にも通じている
血斧族   北の山岳地帯の掠奪部族

第一部登場人物
(話)は、作中で物語を語る人物

聞き耳     主人公
大音声     聞き耳の父親
和らぎの笛匠  聞き耳の祖父(話)
石持ちのアルニ 聞き耳に石を贈る
ギザ      バレルボーグの女領主
バルロ     唖者 聞き耳の主人として放浪する
フンリ     掠騎族の汗
賢婦ウルラ   アルニに石を贈る
つぐみ     和らぎの笛匠のおつかい
祖母      おこりっぽいが、さっぱりした性格 和らぎの笛匠の猛妻
クルギ     掠騎族の汗 アルニとフンリの父
クルシュカ   鯉首族の男 若き日のアルニを客として迎える
ヤルフ     聞き耳の友達のろば
フッロ     屈強な鍛冶屋
リッカ     フッロの妻 ウルラの血筋 アルニの双子の娘の一人(話)
ルッソ     ウルラの夫 金細工師
クルギ     ウルラが命を助けた汗の息子 フンリとアルニの父
ヘファス    山の工匠 鍛冶屋 リッカとアッカの祖父
羊飼い     (話)
ラウリ     歌い手
グルロ     メルヘン語り(話)
トリル     小人の道化師
ラウロ     石採師
キャベツ樽   木こり(話)
アグライア   湖のほとりで漁をする村
ワロシュ    湖畔の漁夫
マルラ     うるわしのアグラの歌をうたった少女 ワロシュの孫
ラゴシュ    ワロシュの息子(話)
クルロシェ   ワロシュの義弟(話)
ダゲロル    バルレボーグの森のはずれの村の農夫(話)
大バルロ    バルレボーグの領主 裁判官 
フレデバル   大バルロの息子
ウラウディス  フレデバルの妻
エルダル    バルレボーグの農夫
エルドラデ   エルダルの娘 のちにバルロの妻となる(話)
ブラガル    エルダルの息子
金目      ひきがえる
緑のもの    湖の主 水の世界の長


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