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タマル・ベルグマン「<むこう>から来た少年」



タマル・ベルグマン「<むこう>から来た少年」
未知谷
村田靖子 訳

イスラエルの児童文学です。

この物語は
1948年のイスラエル建国前後の
農業共同体(キブツ)の子供の家の子供たちを描いたもの。
訳者あとがきによると、
当時のキブツでは老若男女だれもが働かなくてはならなかったので、
母親も子供を預けて働かないといけなかったらしいんです。
で、
子供たちは「子供の家」で集まって暮し、
その年齢に合わせた保母、寮母、教師がその世話をする、と。
遊ぶのも食べるのも「子供の家」で、
その合間に両親の所で団欒を楽しみ、
また夜は「子供の家」へもどるという生活だったみたい。

ある時、
その子供の家に、
ヨーロッパから一人の少年がつれてこられます。
彼は第二次大戦中、
父親はナチスによって連行され、
母親と共にポーランドを転々とし、
最後にとある農家の地下室で匿われて生き延びたのですが、
母親が病気になり、
そのまま病院で死んでしまったんです。
でも彼は、
その死目に会ってないので、
母親は生きているのだと頑強に信じているんです。

辛い現実に傷つけられ心を閉ざしている少年ですが、
言葉の通じないイスラエルの子供の家で
少しずつ心の傷を癒していくことになるんです。
けど、
戦争の影はまだイスラエルにまとわりついたままで…。

切ないけど、
ラストに希望があるので救われました。
(2002年10月24日)




実はキブツって現在もあるんですね。
建国当初だけにあったものじゃないんだ。

こういう社会システムって、
旧ソ連のコルホーズとか、
そういうのも連想しますが、
SFなんかでも、結構登場するシステムでもありますよね。
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 2014_10_23


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