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新傾向の発見  大学卒業 その一


三 新傾向の発見(明治四十年~四十二年)
 大学卒業 その一

話は一年と少し前に遡りますが、
明治三十九年十一月、全国俳句行脚中河東碧梧桐は、
仙台で、大須賀乙字の実家へ立ち寄って一泊してます。
そこで乙字の両親と、学業についての話題が出たのか
あるいは全然でなかったのか。
とにかく、
碧梧桐が一泊してった直後に、
乙字の元に母から手紙がとどきます。
それは、しばらく俳句を中止して勉強しなさいよと
そういったものだったみたい。

正直、正岡子規も、高浜虚子も、もちろん碧梧桐も
大学を卒業してません。
そういう人たちを見てたからか、
乙字自身も、実はそこまで大学に関して重要視はしてなかったみたい。
でも、
郷里の母の諌めにはきちんと耳を傾けて、
これからしばらく俳句は中止します。
と、旅先の碧梧桐に書き送って宣言するわけです。
碧梧桐も
貴兄が句作休止の件尤々々 早く卒業した方がよかコト也
と、返事を返してます。

そんなやりとりをしながら、
結局碧梧桐の留守中も、
喜谷六花や小沢碧童と春の俳三昧とかやっちゃって、
会場が六花の梅林寺だったときは
自分の下宿から一里も離れてるのに
通ってったとか。
一里っていったら約四キロぐらい?
なんかもう遠いし!
近くに引っ越そうかなとか言っちゃうぐらい、
全然句作を休止する雰囲気じゃなかったみたい。

まあ、そんな感じで結局留年となったわけですが。

ちなみに、碧梧桐と仙台と勉学。
これ
割と密接な関係があったりします。

京都の第三高等中学校
文学熱あがる
在学一年

退学して上京、正岡子規んちにころがりこむ
イマイチぱっとしない
復学すっか

がーん!戻ろうにも学制が変わって第三高等中学がないわ。

仙台の第二高等学校
うーん、やっぱりイロイロ無理
在学三ヶ月

退学して上京、子規んちにころがりこむ

というようなことを、高浜虚子と共にしたみたい。
このあたりについて、碧梧桐本人ではなくて、
このころほぼ同じように動いていた虚子が
「子規居士と余」
に書いていて、
なかなか面白かったです。
さすがに一度は小説をこころざし、
というか、執筆当時がその頃だっただけあって、
なかなか文章がスムーズ。
「青空文庫」にあるので興味ある方は是非。
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