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新傾向の発見  新傾向揺籃期



三 新傾向の発見(明治四十年~四十二年)
 新傾向揺籃期

前回前々回で紹介した、
大須賀乙字の俳論「俳句界の新傾向」。
この発表に先立って、
明治四十年の十二月に、
乙字は、旅行中の河東碧梧桐に
これらの新しい傾向についての手紙を書き送ってます。

対する碧梧桐は、これに即座に反応して
十二月十日の「一日一信」に

乙字の来書中に『日本俳句』近来の傾向を説明した一節があった。曰く、一、趣向に重きを置くこと 二、暗示法の句多きこと、この二つが最も著しい傾向である

と、書いてます。
乙字の発見に、
ドガーンと響くものがあったわけです。

これは私の想像にすぎませんが、
常に新しい俳句の方向性を志向してた碧梧桐だからこその
即座の響きだったんじゃないでしょうか。

Like A Rolling Stone
転がる石は苔生さない。
この言葉はいいのと悪いのと、二つの意味がありますが、
その、どっちもを体現してみせた
それが碧梧桐という人じゃないかなぁと
思います。

まあ、それは置いといて。
「新傾向に着眼してそれに対して具体的の議論をしたのは、乙字を以て嚆矢とする」
「俳論の科学的になったのは乙字の功を大なりとすべきである」
と、碧梧桐は乙字を大絶賛。

乙字も、翌三月号の「アカネ」で「『日本俳句』評論」を書いて、

「日本俳句」における最近の傾向が
季題と他の部分の関係が
暗示的でかつ極めて複雑であること、
つまり
季題の新しい感想を発見して
大胆に縦横に描写している
とか書いたりして、

碧梧桐&乙字は
もう
ノリノリなわけです。

実は、
乙字が旅先の碧梧桐に宛てて手紙を送り、
それに反応して碧梧桐が「一日一信」にそのことを書いた
明治四十年十二月。
同月の十三日には、碧梧桐は全国行脚を中断しております。
これは故郷の母の危篤のしらせをうけてのものだったみたいです。
その後、全国行脚を再開するまで、
一年四ヶ月。

この期間が、
新傾向俳句の揺籃期に当たる
と、思われます。
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 2014_10_07


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