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さて、
通常なら、この曜日は
大須賀乙字の生涯をなぞる
「わたしの乙字のーと(仮)」なんですが、
今年最終日で、
且つ
区切りがいいので一旦休憩。
来年からは第六章として、
乙字の最初の結婚の顛末を纏めたいと思ってます。
乙字と妻千代との結婚生活は、
ほぼ、乙字とその師である河東碧梧桐とのバトル期間と重なります。
あと、
最近、あんまり乙字については書いてなかったので、
ここらでしっかり、
乙字の人柄とかがつかめたらなぁ、
とか考えてます。

ここまで纏めて来て、
まだ孫引きの未確認情報ばっかりだなぁと
改めて思います。
でも、明治時代の発行部数も少ない俳句雑誌、
俳句ペーパー的なものは
なかなか目に出来ないよ。
この後の関東大震災や東京大空襲から難をのがれて、
且つ
遺族が捨ててないものって
スゴイ低確率な気もする。
うーん、コツコツ探すしかないですね。
特に
新傾向俳句の収集が必要かなぁ
と思ってます。

来年も引き続き纏めて行きますので、
皆様のご意見ご感想を
是非お待ちしております。

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 2014_12_30




乙字について調べたことを、
自分なりに整理するためにちょっとまとめてみることにします。
やっぱりわかりやすいように
時系列で。

一 仙台時代(明治十四年~三十七年)

二 東京帝国大学時代(明治三十七年~四十一年)

三 新傾向の発見(明治四十年~四十二年)

四 新傾向批判(明治四十二年~

五 新傾向の終焉(明治四十四年~

六 妻千代について

七 碧梧桐との訣別(大正元年~四年)

八 亜浪「石楠」(大正三年~五年)

九 「石楠」後半(大正六年~七年)

十 季感象徴論(大正八年)

十一 寒雷忌(大正八年~九年)

とりあえず、時系列的に10に分けて、
それプラスで妻についての項目を入れました。

一章の小見出し的には

 父筠軒(いんけん いんの字は竹カンムリに均)
 号乙字

というところでしょうか。
生れる前から、二十四歳(数え年ね)までなので、
乙字の人生の半分以上にあたる章なんですが、
たった二つの項目でいいんだろうか…。
でも、資料がそんなにないから仕方ないんです。
まだ世に出てない頃ですしね。

まあ、こんな感じで、次回からは
その内容について触れて行きたいと思ってます。

とりあえず、タイトルを
「わたしの乙字のーと(仮)」とでもしときます。
だ…ださい…とか
思っても言わないで。

 2014_08_24



さて
大須賀乙字の資料を読みまくり、
集めまくった(というほどの量ではないかもだけど)わたしですが、
当り前といえば当り前ですが
ただ漫然と読んでいるだけでは、かなり理解が浅いままです。
何がよくわからないから理解が浅いままなのか
それすらわかりません。

ということで、
とりあえず大須賀乙字の生涯を自分なりに纏めて見る事にしました。
まあ、底本は「大須賀乙字伝」で、それの容訳みたいなものになりそうですが。
出来るだけ、予断というか、思い込みで暴走しないように
(やっぱりファン心理って暴走しがちですし)
事実だけを纏めて行きつつ、
ちょっとここワカラナイなとか
ちょっとこれについてこう考えたんだけどどうかな
みたいな事も纏めて行けば、
次に調べることも自ずとわかってくるかなぁ
と。

とりあえず、非常に簡略化した略歴を作ってみます。

明治十四年 
 七月十九日 福島県に生れる
明治三十二年 十九歳
 仙台第一中学校第四学年の時、初めて乙字の号を使う
明治三十七年 二十四歳
 東京帝国大学国文学科入学
 同時に碧梧桐門となる
明治四十一年 二十八歳
 東京帝大卒業
 この年「俳句界の新傾向」を「アカネ」誌上に発表
明治四十二年
 碧梧桐第二次全国行脚中
 碧梧桐の新傾向俳句の変化に懐疑的になっていく
 母死去
明治四十三年 三十歳
 十月 宮内千代と結婚
明治四十四年
 長男誕生
明治四十五年・大正元年
 「層雲」選者を辞し井泉水とわかれる
 八月 父死去
大正二年
 「季題の意義を論ず」で、季題論を発表
大正三年
 「形式より観た俳句」で、二句一章論を発表
 「俳壇復古論」発表
大正四年 三十五歳
 三月 妻千代死去
 三月 臼田亜浪「石楠」碧梧桐・一碧楼「海紅」創刊
 五月 海紅堂流血事件によって碧梧桐及び「海紅」と訣別
 十一月 高崎で初めて村上鬼城と直接会う
大正五年
 「碧梧桐句集」編纂
 十二月 松井まつ子と再婚
大正六年
 「鬼城句集」選集刊行
 「俳句の課題に就て」で俳句境涯論を発表
(ちなみにこの年に、例の虚子の幽霊画事件がおこります)
大正七年
 次男英二誕生
大正八年
 「季感象徴論」発表
 この年の冬に風邪をこじらせ、そのまま病の床につくことになる
大正九年 四十歳
 一月四日 乙字宅で仰臥のまま句会参加
 この時の出句のうちの一句が絶筆とされる
 同月 二十日 乙字死去。

と、だいたいこんな感じでしょうか。どっか間違ってたらゴメンネ。
年齢は数えで書いてあります。満年齢でいえば、享年は三十八歳。
やばいメチャメチャ年下だ。

ここから、当時の乙字の句とか、俳壇の様子とか、細かいエピソードとか
そういうのを肉付けして、纏めて行くわけです。

それにしても、
当時の学校制度ってどうなってたんだろうか。
ちょっとだけ調べてみたけどよくわかんなかった。
数え八歳で平小学校に入学。
(小学校高等科にも行ってたみたい)
十五歳で安積中学校に入学。
十八歳で仙台第一中学校三学年に転入学。
二十一歳で卒業。
仙台第二高等学校入学。
二十四歳で卒業、東京帝大入学。
一年留年して二十八歳で卒業。

数えてみると、マジで人生の半分学校に通ってます。
そしてその後十年を学校の先生してます。
ずっと学校の人だったんだなぁ。
と、どうでもいいような、でも気になる事を書いたりして次に続きます。

でも、どう続ければいいんだろうな。
今更ブレブレになっちゃって我ながら困るわー。
 2014_08_19





古い資料の当たり方

乙字についての本を書いた人達が参考にした文献を、
実際に自分も読んでみたい。
「近代作家追悼文集成」ゆまに書房
みたいに、
当時のものをそのままの形式で掲載してくれてる本も
非常に参考になったけど、
そういう本って他にないし。

ここで大活躍してくれるのが
参考文献一覧と
「近代文学研究叢書」昭和女子大学近代文学研究室
という本。
この本には、
乙字の発表したものと
乙字に就いて発表されたものが
表組みでまとめてあるんです。

それをかたっぱしからネットで検索してみました。

と、ここで
本や雑誌記事を読みたいと思った場合、
どういう手段があるか、
という超基本的なことを考えて見ます。

○借りる
図書館だとか、あとそういう本を持ってそうな個人と知り合いだったら
それの手が使えるかもしれません。
まあ、そんなステキな方がいらっしゃったら苦労はしませんが。

○買う
多分これがベストです。
手元に本があれば、本文から奥付から、新本だったら帯まで、
いつでも見たいときに見放題です。

今、新本だったら、と書きましたが
そうです。
本には旬があって、
欲しい本がなんでも本屋で新品で買えるとは限らないんです。
っていうか
明治大正の時代に活躍した俳人に関係した本が
普通に今新品で買えるわけがない。

というわけで、古書漁りということになります。

まずはわたし的に一番親しみのあるAmazonからー。
わりとここに出店してる古書店多いので、
けっこうヒットするんじゃないかな。
わたしの感じたところでは、意外な古書があったりするけど、
古雑誌系は期待できないかもってとこです。

次に、ネット古書店。
ネット販売じゃなくて
買い取りしかしてなさそうな古書サイトの方が多くて残念ですが
わたしがよく利用してるのは
日本の古本屋 というサイト
会員登録して、欲しい本の購入手続きをしたら、
あとは個々の書店とのメールのやりとりが必要だったりそうでもなかったり。
いままで利用したところでは、どこも丁寧な感じでよかったです。

スーパー源氏
は、わたしの探すものはあんまりヒットしないので残念に思ってます。
BOOK TOWNじんぼう
ここもわたしの探すものはヒットしないところ。

古書通販カタログ
ここは、あちこち古書サイトを回らなくても検索できる便利なサイトです。

○ネットで読む
著作権の切れた一部の本は、ネットで丸々読むことが出来ます。
青空文庫などが有名ですよね。
あと、国会図書館の近代デジタルライブラリーでも
いくつかの本を丸々読めます。
こちらはテキストデータじゃないので、
表紙とか、当時の活字の雰囲気とかもわかります。

○コピーする/してもらう
国会図書館で、目当ての資料のコピーをしてもらうことができます。
まず、利用者登録してIDとパスワードをもらわないといけないんですが。
登録手続きをすると、しばらくして郵送で登録証が送られてきます。
そこからが国会図書館を使い倒すスタートになります。
あとは、ネット上で、コピーしてほしい本とそのページ、
あるいはその記事名などを入力。
わたしはなんどかこの作業で間違った入力とかしちゃってたんですが、
国会図書館から
「○○の記事というのが無くて、△○という記事ならあったんですが、
それでしょうか?」
とか電話が来たり、
「選択された巻号と入力された巻号が一致しません。
お申込みの論文は、××の資料なので、改めてお申し込みください」
的なメールが来たりします。
ものすごく親切設計です。
コピーは、雨にぬれても大丈夫なビニール袋に入れて送られてきます。
自分がどの資料をコピーしてもらったのかもわかるようになってます。
ああ
国会図書館、かゆいところに手が届きすぎる。
かかった費用については、コピーと一緒に
請求書と払い込み用紙が届きますので安心です。

もちろん近くの図書館でもコピーサービスやってます。
貸し出しが不可の本でもコピーすればおうちでゆっくり読めます。

さて、ここまで来たら、
けっこう資料が集まって来たんじゃないかなぁと思います。
あとは、それらを読んで、自分の中で消化するだけですね。
ってそれが実は一番大変かも。


 2014_08_17





さて、図書館はやっぱりツカエルなぁという結論に至った前回。
今回は、ネットの利用について。
といっても、まあ最初っからほぼ主力選手だったんですけどね。
Wiki系で調べた後、色々と書籍についてはネットで調べました。

でも
ネットには他にも、
個人サイトやブログで
いろんな情報を教えてくれるありがたーい人達がいるわけです。
もちろん
これはちょっと…
というサイトもあります。
書いてる人がわかっててやってるわけではないでしょうが、
間違った情報をそのまま載せてたり、
元の情報は確かかもしれないけど、
読み間違ってたり、勘違いしてたり、打ち間違ってたり。
頭からぜんぶ信用するのが難しかったりもしますね。
まあ、このことについては、また後で。

とりあえず、個人サイトやブログなどで、
色々
「大須賀乙字」
についての情報の切れ端を探していきます。

マイナーな人物なので、ホントに情報の切れ端ぐらいしか
ないんだけど、それでも集めると結構な量になります。

「大須賀乙字伝」で時代とか言動とかまあ基本的な流れが判ってるので、
最初に見た時はよくわからなかった情報も、
あー、この時のことだ
とか
うんうん、あの話だね
とか、情報の取捨選択がしやすくなってます。
それに
そういう一連の流れの中に出て来たエピソードや登場人物がわかってるので、
そっちから探すことも出来るようになりました。

例えば、
河東碧梧桐の弟子で、三羽烏と称されたうちの一人
小沢碧童。
この人を検索していたら
「小沢碧童日記(明治三十九年十一月から四十年三月)」試読
伊藤一郎 東海大学文学部
という論文を発見。
碧梧桐の長期の旅行中、碧童や乙字が行っていた「三題集」という俳句鍛錬につ

いて、なかなか当時のリアルな雰囲気の日記が読めました。

また、
生前ちょっとだけ親交があったという
芥川龍之介。
超メジャーな人物ですから、探すのも大変…
なんで、「芥川龍之介 乙字」とかで探します。
この人を検索して
芥川と中国画ー南画を中心にー
王書瑋(王韋)
という論文を発見。

芥川が書いた乙字の追悼文で、
二人の間に多少の縁があって、なにかの会で乙字が語ったことについて、
あとでもうちょっと詳しいことが知りたくなった芥川が手紙を書いたんだけど、
タイミング悪く、その時乙字は熱を出して臥せってた。
というエピソードがあって、
多分その時の手紙じゃないかというものがこの論文に載ってます。

他にもネットで得た非常に有益だった情報としては、
だれかのブログでチラッと見た
河内静魚「わが心の俳人伝」文学の森
という本の存在。

これがとてもいい本でした!
それぞれの本の感想とかは、また別の機会に書こうと思ってるんですが、
先行の伝記「大須賀乙字伝」とはまた違う情報とかも
たっぷり載ってて嬉しかったデス。

これらの本や「大須賀乙字の俳句」とかに書いてあることって、
同じエピソードを書いてても、
ちょっとずつ切り口や見方が違って面白いんですよ。
一冊だけで満足できる本が見つかっても、
もうちょっと色々読むと面白いってことですね。


そうなってくると、それらの本を書いた人が当たったと思われる元々の資料自体を読みたくなってきます。
といっても、明治大正に活躍してた人たちのものですから、
前述した芥川龍之介とか超有名な人以外だと
全集とかでまとめてもらえてないんですよね。

ということで、次回は、古い資料を漁るのマキを書こうと思います。
 2014_08_15




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