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今夜は地元の句会。
これから行ってきます。

で、その前に、
恒例(すでにか)の
題詠ったーであそんだ歌を紹介しておきます。

「日常」と「タイマー」のどちらか 1時間と30分以内
たくさんの瓶の林を抜けてきてキッチンタイマー高らかに鳴る

「解釈」と「ビニール」の二つとも 40分以内
前世のことをあれこれ解釈するビニールシートの下の小石だ

「草」と「ホーム」の二つとも 35分以内
ふるさとの短いホームの端に立ちあおいあおい草の匂いだ

「布団」と「先輩」のどちらか 1時間以内
手と足と押したらへこむ淋しさを入れた布団のこんなに薄い

「眼鏡」と「灯」のどちらか 20分以内
今日はいい一日だったと思う時まぶたの裏にゆれる電灯

「損」と「丘」のどちらか 40分以内
損ばかりさせているような足の小指に空とおんなじ青のペディキュア
「ペディキュア」があるから「足の」はいらないんじゃないか
と指摘を受けて、あっさり削りました。
損ばかりさせているような小指に空とおんなじ青のペディキュア(改作)

「安全」と「嵐」のどちらか 35分以内
夢だから安全だとでも思ったでしょう遠い海まで飛んでしまって

「意識」と「ゼロ」の二つとも 1時間15分以内
無意識に散らすはこべの白い花 海抜ゼロのまちに降り立ち

もうちょっと素直な感じに詠んだらいいのに、
と我ながら思うんだけど、とっさにお題でナチュラルに詠めないのが
問題なんですよねー。


全然関係ない話ですが、
もうずいぶん前から、
わたしはハルキ文庫の春・夏・秋・冬の歳時記を愛用してます。
新年だけ、角川文庫のミニサイズのやつを持ってますが、
新年の季語で作ることがあまりないので、使ってないかも。
でも、最近は大概の人が電子辞書持って来てますね。


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 2015_04_10




相変わらず
題詠ったーで遊んでます。
ここ最近は、めっちゃ難しかったりして、
時間内に読めなかったりして、
そこがちょっと悔しいですね。

「占い」と「パパ」の二つとも 2時間30分以内
「今日の占い」ラッキーアイテム歩道橋だってとパパの背中に告げる

「蓋」と「底」のどちらか 25分以内
何を待っていたのかすらも分からないタッパーの蓋歪んでばかり

「箱」と「ケーキ」のどちらか 55分以内
この箱はけして開けてはいけないと言われたことがあるような箱

「水平線」と「古語」のどちらか 1時間45分以内
そんなには遠くないって君の指す水平線がぼくには遠い

「現実」と「丘」のどちらか 1時間以内
るらるらと丘に登ればるらるらと桜の国のけむってをりぬ

「安全」と「ほくほく」の二つとも 15分以内
少なくとも安全靴でつま先は守られている北北西に進路を
 これはすこし時間をオーバー。

「現実」と「るんるん」の二つとも 5分以内
SUBWAYのえびアボカドはトーストで現実控えめ、るんるん多めで
 これは10分ぐらいオーバーしてしまった。

「傘」と「伝」の二つとも 55分以内
傘の柄を伝わってくる雨粒がてのひら濡らすぐらいの春だ

「着ぐるみ」と「ボタン」のどちらか 5分以内
目に付いたボタンを全部押してまわる わたしたちは四月の魚になり
 これはギリギリセーフな感じ。

「ひれ」と「カステラ」の二つとも 50分以内
カステラの紙をフォークでひっかいて噂の尾ひれ育ちすぎてる


お題がダブルになると、だんだん、お前は何を言ってるんだ的な
わけのわかんないことになりますなー。←ひとごと風

 2015_04_02




工藤吉生さんの短歌集をいただいて、
その前半の歌をいくつかひいて感想を書いたのは
もう、けっこう前になってしまった。
で、
その残りをやります。
前回以上に、
自分勝手な感想になっちゃって、
なんか申し訳ない。


窓の外見てれば津田が「よしおさん青春してるね」と言い残し去る

おもわず、自分が言われたみたいにぞわっとした。
「津田」氏と「よしおさん」の関係はよく分からないけど、
唐突に背後からそんな声を掛けられたらいやだなぁ。
隣に立たれて言われたらもっといやだな。


うっかりと入っていくと晩飯がふるまわれそうな灯りの家だ
多分、
いままでもこれからも入ることのない家なんだと思うけど、
暖かくていかにも人好きしそうな色の
灯りのついた家なんだろうなと想像する。
旅人だったらそういう灯りの家があったら嬉しいだろうけど、
この歌の主人公は旅人じゃなくて、
振舞われたらちょっと困るんだろうなとか思う。
そう思うと、ちょっと斜にかまえた作者像が浮かんでくるんだけど、
灯りを見て「晩飯がふるまわれそう」と思えちゃうって、
もうこの作者の大前提が「善」なんだなぁと思ってほわっとする。

それにしても、変わったつくりだなって思う。
まあ、そんなに短歌を色々読んできたわけじゃないので、
本当はもっと色々あるんだろうけど。
「うっかりと入っていくと」の「いくと」から
「晩飯がふるまわれそうな」の「そうな」と続いて
どんどんフレーズが→で繋がってって、
その着地点が「灯り」なんだけど、
その「灯り」も終着点じゃなくて「の」でその続きがあって
最終的に「家だ」で終る。
つまり、「家」しか出てこない。
もうちょっと詳しく言っても「灯りの(ともった)家」。面白いな。


泣いているある時点から悲しみを維持しようとする力まざまざ
知ってると言ってあなたが話し出すエピソードのささやかな脚色


どちらも、誰しもが心当たりのあるところだと思う。
そして、
思ってもなかった痛いところを突かれたような気持で、
どきっとさせられた。


工事用機械の首は長くのびついにはオレを見つけてしまう

「オレ」が「工事用機械」の首が長くのびているのを
見つけてしまったんだろうけど、
それを逆に感じたという歌なんだと思う。
探されたい、見つけられたい気持の裏返しなんだろうか。
作者は、違うよ、全然違うって言うかもしれないけど、
見つけてもらう努力なんてあまりしてこなかったのに、
見つけてほしいと思っているわたしには、
この歌がそういう風に読めてしまう。
ちなみに、この歌の作者は、
そういう努力を惜しまない人なんだと思うので、
わたしと重ねるのは失礼なんだけど。


震災にヤマザキ春のパン祭り景品皿に傷ひとつなし

この歌はちょっとすごいな、と思った。
「ヤマザキ春のパン祭り景品」というのが「皿」を説明した言葉なので、
つまり内容的には、「震災に」「皿に傷ひとつなし」のみ。
これだけだと、なんと俳句より短い15音しかない。

そういえば、
日本三大祭のひとつ「ヤマザキ春のパン祭り」に参加して、
あの純白の皿をゲットしたことがない。
だから、この景品皿が、どういう手触りで、
どういう強度なのかは想像するしかない。
多分、この歌にあるように、無駄に丈夫なんだろうと思う。
とはいえ、
さすがに震災の被害のひどかった所では、
景品皿も無事ではすまなかっただろうし、
揺れはしたけど被害はさほどでなかった所では、
手にとって傷まで確かめてくれる人もいなかっただろう。
そして、この歌の主人公は、
皿を拾って傷ひとつないのを確認している。
どこかしらけた空気が漂う。


 2015_03_27



題詠ったーのお題で
詠んだ歌
どどっと載せてきます。

「ごっこ」と「走る」のどちらか 35分以内
二本だけ吸ったたばこの灰皿が交換される さびしいごっこ

「帰る」と「ブロンド」の二つとも 2時間以内
往年のPLAYMATEに抱かれてどこかへ帰るブロンドの犬

「相対」と「涙」のどちらか 40分以内
純水でできた涙を流したらロボットなんてと吐き捨てられた

「飲む」と「四捨五入」のどちらか 1時間以内
四捨五入されてしまつた五未満を集めた島にあたたかい雨

「出席」と「同じ」のどちらか 15分以内
もう同じ小学校とは言えないね百葉箱の場所もちがくて
(あわててつくったけど、「ちがくて」って何だよってセルフつっこみ)

「々」と「西武線」のどちらか 2時間と30分以内
燃えるごみの袋累々積み上げて夜が朝日をせきとめている

「幻」と「長」のどちらか 1時間と15分以内
ちかごろは幻でさえ図に乗ってファミリーマートのチャイムを鳴らす

「つばめ」と「実験」のどちらか 15分以内
これからのいくつかの季節過ごす町つばめの高くまた低く飛ぶ
(この歌、ちょっとバタバタしてて時間を30分ぐら超過しちゃいました。)

「戦闘」と「切り替え」の二つとも 10分以内
非戦闘地域に犬を残しおき、自動車免許切り替えにいく

 2015_03_23




ここ数日、
題詠ったーというところで
お題をもらって
一人で短歌の題詠をしてあそんでます。
診断結果は日替わりで
例えば今日だと
「しま・しましまは『旅』と『ガラス』のどちらかを題として20分以内に歌をつくりましょう。」
と、出ました。
時間が切ってあるんだけど、
これもその時々でまちまち。

ストローの蛇腹をぜんぶ伸ばしきる多分佐藤の影響だろう
『影響』と『西武線』のどちらかで50分以内
という日だったんですが、
実は同じ日の「うたの日」の題が「佐藤」だったんで
どっちもいれてみました。

かもめならここから時々見えますよ フラワーロック夢の島にて
『かもめ』と『ロック』の二つともを題として一時間と30分以内
二つともっていうのはなかなか難しいですねー。
当日は、上の句と下の句をつなげてたんですが、
今考え直して全角スペースをひとつ入れました。

今日泣いた声の高さが気になった明日もすこし泣こうと思う
『声』と『わくわく』のどちらかで20分以内

遠くからまばらな拍手の音がして目覚めた 雨が降り出している
『雨』と『赤』のどちらかで2時間以内
ちょうど外を、
車がパラパラって何か水を跳ね上げるような音を立てて
通っていったので。

展示ケースのガラスにぐらい触れたっていいと思うよ すべすべだから
で、
これが今日のやつでした。

なんだろうな、
俳句の兼題は大嫌いなのに、
短歌の題詠は楽しすぎる。
多分、俳句の兼題って、
時々知らない季語が出たりして、
一から十まで空想で作るしかなかったりして
そんなところが嫌いなのかな。
でも大体の兼題は、
人を選ぶような変った季語は使われないような
気もするなぁ。
そうすると、
単に食わず嫌いだったという可能性も
無きにしも非ずだね。


 2015_03_14




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